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会長方針 2022〜2023年度

Inclusion
『ロータリーに居場所を作ろう』

会長 藤井 秀樹

 新型コロナウイルスが及ぼした影響は、まさに世界規模の災害と言えます。人類の生命や健康に対する被害と言うよりは、文明や文化、社会そのものへの被害が大きいと言えます。しかしながらそれにより、新しい価値観、新たな生活様式が生まれ、人との付き合い方や組織の在り方も前と同じというわけにはいかないのかもしれません。だからと言って、私たちは立ち止まっているわけにはいきません。前に進まなければならないのです。それは社会全体が新しい方向に動き始めているからです。

 20222023年度ジェニファー・ジョーンズRI会長のテーマは『イマジン ロータリー』です。ジョーンズ氏は世界にもたらせる変化を想像して大きな夢を描き、その実現のためにロータリーの力とつながりを生かすよう呼びかけました。尼崎東ロータリークラブは、ここ数年たくさんの新入会員を迎えることができました。年代分布もバランスの良い理想的なクラブです。しかし、そういった新しい会員が真の意味でロータリークラブの会員であると感じるのはクラブに居場所ができた時です。そのためには会員自身が果たしがいのある責任を担う必要があります。

 RI2680地区 阪上ガバナーの行動指針は“Let`s Enjoy Rotary ‼”「共にロータリーを楽しみましょう、ロータリーの明日に夢を込めて」とし、すべてのロータリー活動が、「ロータリーを楽しむ場」となることを重点目標にされています。皆さん、今こそ積極的に参加し、ロータリーを楽しみましょう。

 また、クラブ自体も新しい社会の動きに呼応して変わっていくべきです。地区の重点目標の、DEIDiversity, Equality,Inclusion/多様性、公平さ、インクルージョン)という考え方こそが持続可能なクラブを作るのではないでしょうか。

 尼崎東ロータリークラブは本年度、尼崎グループのホストクラブとしてガバナー補佐を輩出し、IMも実施します。また、地区補助金申請事業として尼崎に特化した歴史のデジタル副読本を作成し、市内の小学生に配布します。さらに昨年度からの継続事業で、中学生を対象とした支援事業として、無料学習塾も引き続き実施します。

 ちなみにターゲットのInclusionは直訳すると包括と訳される言葉で、組織内にいる誰もが「その組織に受け入れられ、認められていると実感できる状態」を指します。盛りだくさんの1年間ですが、会員の積極的な参加により、皆様が居場所を作れるようなクラブにしていきます。よろしくお願いいたします。

会長方針

尼崎東ロータリークラブ

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